コラム

AIハッシュタグ検索で「探しても見つからない」を解消!仕組みと導入のポイント

AIハッシュタグ検索で「探しても見つからない」を解消!仕組みと導入のポイント
目次

商品数が多いため、検索でうまく見つけてもらえず離脱されているかもー…。そんな不安を感じたことはありませんか。

ハッシュタグ検索は、ユーザーがタグで検索することで欲しい商品にたどり着ける仕組みです。近年では特にAIが商品の特徴を自動でタグ化するツールが増えており、担当者の手間を減らすものも増えています。

本記事では、AIハッシュタグ検索の導入メリットから代表的なツールまで整理して解説。読み終える頃には、自社サイトに合った活用の方向性が見えてくるはずです。

AIハッシュタグ検索とは


AIハッシュタグ検索とは、AIが商品データや画像を解析し、関連性の高いキーワードを自動でタグ化して表示する検索手法です。

商品ページやトップページに「#夏 涼しい」「#プレゼント 男性」といったタグを自動表示し、ユーザーがクリックするだけで関連商品にたどり着けるようにします。図書館の司書さんが、本の内容を見て「ジャンルの付箋」を貼ってくれるイメージに近いでしょう。

なぜ今、ECサイトにAIハッシュタグ検索が必要なのか


背景には、主に3つの理由があります。ひとつずつ見ていきます。

  1. 商品点数の増加でカテゴリ検索だけでは対応しきれない

  2. 手動でのタグ付けは工数がかかりすぎる

  3. 検索でヒットしないと離脱・機会損失につながる

1.商品点数の増加でカテゴリ検索だけでは対応しきれない

取り扱う商品が数千点を超えると、カテゴリだけの絞り込みでは目的の商品にたどり着きにくいことも。

ハッシュタグは、色・素材・利用シーンなど複数の切り口を横断できるため、カテゴリ検索だけでは拾いきれないニーズを補う手段になります。

2.手動でのタグ付けは工数がかかりすぎる

担当者が一つひとつタグを考えて入力すると、商品点数が多いほど負担は大きくなります。

AIが自動生成すれば作業時間を大幅に削減できるほか、担当者が気づきにくい切り口のタグも拾えるといったメリットもあります。

3.検索でヒットしないと離脱・機会損失につながる

欲しい商品が見つからないユーザーは、そのままサイトを離れてしまう可能性も。

ハッシュタグ経由の回遊導線を用意しておけば、検索キーワードの入力だけに頼らない発見体験を用意できます。


AIハッシュタグ検索で検索性・回遊率を高める使い方


AIハッシュタグは、ただ商品ページに並べるだけでは効果を出しきれません。ポイントは、生成したタグを「見せる」と「検索でヒットさせる」の両輪で使うことです。

「回遊の入口」と「裏側のキーワード」

まず、生成したキーワードをクリックできるハッシュタグとしてフロントに表示します。ユーザーが「#夏 涼しい」「#プレゼント 男性」といったタグをクリックすると、同じタグが付いた商品一覧へそのまま移動でき、検索窓に言葉を打ち込まなくても関連商品を回遊してもらえます。

さらに、このキーワードをサイト内検索のインデックスにも組み込んでおくと、ユーザーが実際に検索したときのヒット精度が上がります。つまり同じタグが、目に見える「回遊の入口」と、検索に引っかかる「裏側のキーワード」の二役をこなしてくれるわけです。

埋もれていた商品に「入口」を作る

商品点数が多いECサイトでは、どうしても売れ筋やカテゴリ上位の商品にアクセスが集中し、それ以外の商品は検索に引っかからないまま埋もれてしまいがちです。

AIが色・素材・利用シーンといった新しい切り口でタグを付けることで、これまで見つけてもらえなかった商品にも導線が生まれます。売れ筋に偏っていた回遊が自然と分散し、在庫全体を活かしやすくなる点も見逃せないメリットです。

AIハッシュタグ検索の導入メリット・デメリット


一方で、AIハッシュタグ検索の導入は良い面ばかりではありません。導入前に押さえておきたいポイントも整理しておきましょう。

メリット

最大のメリットは、回遊率とCVRの向上、そして運用担当者の工数削減を同時に実現できる点です。

商品を探す入り口が増えることで、ユーザーは検索窓だけでは出会えなかった商品にも自然にたどり着けるようになります。また、タグの生成や更新をAIに任せられるため、担当者は手作業でのタグ管理から解放され、より戦略的な業務に時間を割くことができます。

デメリット

タグの精度はAIに任せきりにはできず、初期のチューニングや定期的な確認が必要になる場合があります。

商品データや画像の情報が少ないと生成されるタグの精度が下がることもあるため、注意が必要です。

AIハッシュタグ検索ツール比較

ここからは代表的な3つのサービスを比較します。どこまで機能を横断的に活用できるかが選定のポイントです。

    

提供元

タグ生成の元データ

活用範囲

料金体系

GENIEE SEARCH

株式会社ジーニー

商品データ+サイト内行動データ+商品画像

サイト内検索・レコメンド中心

ページ数に応じた月額/要問い合わせ

awoo AI

awoo株式会社

商品データフィード(テキスト・画像)

AIハッシュタグ・レコメンド中心

要問い合わせ

EC Intelligence

株式会社シナブル

商品データにない語も含めAIが自動生成

検索・レコメンドに加え、メールやLINEなど配信にも活用可能

月間PV数に応じた料金

GENIEE SEARCH


引用:GENIEE SEARCH公式サイト

株式会社ジーニーが提供するサイト内検索サービスです。検索領域21年のノウハウをもとに、1,000社以上への導入実績があります。JavaScriptタグの設置だけで実装できる手軽さも特徴で、AIハッシュタグ機能では商品データやサイト内行動データに加えて画像も解析し、色や形状、利用シーンを踏まえたタグを自動生成します。

awoo AI


引用:awoo AI公式サイト

awoo株式会社が提供するAIサジェストプラットフォームです。商品データフィードをもとにハッシュタグを自動生成する仕組みで、Cookie情報に依存しない商品理解型のレコメンドを強みとしています。また、画像レコメンド機能やポップアップ機能、サイト内検索のサジェスト機能など、幅広いオプションも魅力。170以上のサイトに導入されています。

EC Intelligence


引用:EC Intelligence公式サイト

株式会社シナブルが提供するEC特化型の統合マーケティング基盤です。AIハッシュタグ生成機能に加え、検索・レコメンド・Web接客・MA・CRM・LINE配信までをひとつのプラットフォームで提供している点が、他の2社と大きく異なります。


EC Intelligenceなら「検索の外」まで同じタグを活かせる

GENIEE SEARCHやawoo AIが「サイト内でのタグ表示・検索改善」に強みを持つのに対し、EC Intelligenceの特徴は、生成したハッシュタグを検索の外側――レコメンド・Web接客・メール・LINE配信まで、同じ基盤で横断的に使い回せる点にあります。

接客・レコメンドまで一貫した提案ができる

フロントに表示したタグと同じキーワードを、そのままWeb接客やレコメンド表示にも活用できます。「サイト内で見せる」で終わらず、ユーザーの興味に沿ったおすすめまで一貫してつなげられるため、回遊から購入への流れが途切れにくくなる点が魅力です。

メール・LINEのセグメント配信に活かせる

ユーザーが閲覧・購入した商品のハッシュタグは、そのまま「興味・関心データ」として蓄積されます。これを使えば、同じライフスタイルや嗜好を持つ会員をセグメント化し、メールやLINEで出し分けが可能です。タグ付けが、フロントの見せ方だけでなく配信のターゲティング条件にまで効いてくるわけです。

検索から配信まで、一つの基盤で回せる

キーワードの生成・表示・検索・レコメンド・配信が同じ基盤の上にそろっているため、ツールをまたいだ二重管理や連携の手間が発生しません。検索改善のために整えたタグが、そのまま接客や配信の資産になるので、運用を分断せずに回していけます。

実際に、検索エンジンとカゴ落ちメールを組み合わせた施策でEC売上が1.5倍になった事例や、0件ヒットページの改善でCVR改善率40%を達成した事例も。「検索性を上げる」だけでなく「売上・配信まで一気通貫でつなぐ」ことが、EC Intelligenceを選ぶ理由になっています。

AIハッシュタグ検索に関するよくある質問

最後に、AIハッシュタグ検索についてよくある疑問にお答えします。

Q. ハッシュタグの自動生成(AIキーワード)とは何ですか?

A. AIが商品データに登録されていない感性・シーン・用途のキーワードを生成し、サイト上にクリックできるハッシュタグとして表示する仕組みです。商品名やカテゴリーだけでは拾えない切り口で商品への入口を増やし、生成したキーワードは検索・レコメンド・配信にも活用できます。

Q. ハッシュタグはいくつくらい表示するのが適切ですか?

A.多くのECサイトでは数個程度から始め、クリック率を見ながら調整しています。表示しすぎるとかえって選びにくくなるため、クリック率を見ながら調整していく形が現実的です。

Q. 手作業でのタグ付けと何が違いますか?

A. 手作業では担当者ごとに表記がばらついたり、商品点数が多いほど付け漏れが出たりしがちです。AIによる自動生成なら一定の基準で網羅的にタグを付けられるうえ、「普段使い」「ナチュラル」など商品データに明記されていない切り口も拾える点が大きく異なります。

Q. ハッシュタグは表示だけでなく、検索にも効きますか?

A. 基盤によります。キーワードの生成とサイト内検索エンジンが同じ基盤にあれば、AIキーワードは表示用のタグであると同時に検索のヒット対象になります。会員が検索窓に入力した言葉がAIキーワードにヒットして商品に到達できるため、回遊だけでなく「探して見つからない」離脱の抑制にもつながります。

Q. 検索性・回遊率の向上以外に、どんな効果が期待できますか?

A. 同じキーワードを会員の興味・関心データとして使えば、ライフスタイルの一致する会員へのメール・LINEのセグメント配信や、Web接客でのレコメンド・類似商品の提案にも活用できます。フロントから配信までを一貫した切り口でつなげられる点が特徴です。

Q. どんな業種のECサイトに向いていますか?

A. アパレル・コスメ・食品・雑貨など、商品点数が多く、色・素材・シーンといった感性で選ばれる商材ほど効果を実感しやすい傾向があります。逆に商品数が少ないサイトでは、効果が限定的になることもあります。

Q. 導入までにどのくらいの期間がかかりますか?

A.数週間〜数か月程度が一般的ですが、サイト規模やデータ整備状況によって異なることもあります。

Q. 既存の検索エンジンと置き換える必要はありますか?

A.必ずしも置き換える必要はありませんが、検索エンジンごと統合的に見直すという選択肢もあります。

まとめ

AIハッシュタグ検索についてのポイントをまとめます。

  • AIハッシュタグ検索とは、AIが商品データや画像を解析し、関連キーワードを自動でタグ化して表示する仕組み

  • 商品点数が多いサイトほど、カテゴリ検索だけでは拾いきれないニーズに対応できる

  • 手動タグ付けの工数削減と、回遊率・CVR向上を同時に狙える

  • ツールによって、検索・レコメンド単体で完結するタイプと、配信施策まで横断的に活用できるタイプがある

  • 自社の目的に合わせて、活用範囲まで含めて比較検討することが重要


まずは自社サイトの検索導線を見直すところから始めてみましょう。横断的に整備したいとお考えの場合は、ぜひEC Intelligenceにご相談ください。


機能に関するご質問やご相談は、以下よりお気軽にお問い合わせください。
記事を書いた人
株式会社シナブル

ECサイト特化のデータ分析&マーケティングシステム「EC Intelligence」を開発。「テクノロジーで商取引を革新し、ショッピング体験をより良くする」というビジョンの元、ECサイト・オムニチャネルの体験がさらに豊かになる情報を発信します。

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